※長くなります。
遅くなってはしまいましたが改めてまして、あけましておめでとうございます。
アイアンサーガもそろそろ三周年への突入が見えてきたり、日の丸編もそろそろということで期待が膨らむばかりです。
さてそんなアイアンサーガですが、たびたび「ストーリーが難しい」という感想を目にします。
シヴァ軍勢から始まり39章付近は重課金者でも少してこずるレベルだったのではないでしょうか。確かに最近始めた初心者の指揮官様では突破も難しいかと思います。
しかし、アイサガ界隈ではかねてから「ハイドラ」×2機さえあればどんなストーリでもクリアできてしまうという有名な話があります。
↓ハイドラ 周囲をステルスにさせるため真ん中に二機置くと全ての機体が常時ステルス(離れすぎると解除のため固定砲台必須)
確かにこれであれば敵に発見されることがないので攻略可能に見えます。しかしこの説が流行ったのは一昔前。まだストーリーの高難易度化が緩やかだった時代であり、尚且つ「何としてもクリアしたいなら」という前提条件がありました。つまりはハイドラ二機のせいで火力不足であり、恐ろしく時間が掛かってしまうということで、当時からハード攻略には向かなかったのです。そもそもそんな戦法地味でつまらないし、それをやるなら他の機体をコツコツ揃えて挑めというレベルの話でした……当時は。
ですが最近の高難易度っぷりは思わず「無理だろ……」と口走ってしまう人も多いはず。中級者でさえハードはおろかそもそもストーリ―が読めないという人も出てきたことでしょう。
――もしハイドラ編成がまだ戦えるならアイサガのストーリーを諦めた人の希望になれるかもしれない。
元旦、白目でアスモデウスガチャを爆死しながら私はそう思い至りました。
そしてハイドラを集める始めること一週間、ようやく欠片90を集め終えた管理人はハチャメチャ難易度ストーリーの奥地へと向かった。
(一応戦う敵とかも書いちゃうのでほんっとうに細かいネタバレまで気になる人は見ない方がいいかもしれません)
まずは最近では最も難しいと言われていた40-6
なんかロードエンプレス?みたいな機体に乗ったスロカイがレズと脳筋を引き連れてぶん殴ってくるステージ。
なんかもう三機とも固すぎるし、そもそも三人のパイロットとしてのスペックがそこそこ高いので舐めた編成だとぼこぼこにされます。
しかしハイドラ編成ならそもそも『戦闘にならない』ので、何とかなるはず。
………………………………
………………
………
ぼこぼこにされました(スクショ取り忘れ 次から画像出ます)
敗因はいくつかあります。4機で挑むと固定砲台を付けていても位置調整が難しすぎる。それもこれもブーストとかいう誰得機能のせい。こいつのせいでハイドラを調整しようとしても吹っ飛んでいってしまいます。ハイドラ4機編成なら何とかなったかもしれませんが、それは結局ハイドラを八機集めないといけません。初心者がさくっと攻略するには幾分コスパが悪いです。
ついでにあらゆる武装の射程距離が短すぎて安心安全の画面端にいると届かない。ハイドラく~ん!!!
ならば二機だけにして……しかしそれだと火力が絶対足りないのは分かりました。そもそも四機でやっているときからこれ何分掛かるんだろうという懸念があったのですから。
少し悩んで使ってみようと思いついた編成がこちら。
タプファーは関係ありません。メインはウィオラです。勿論コアは固定砲台にしてください。
ウィオラを入れた目的はASのスリップダメージ目的です。これはあらゆる耐性を貫通して(アイサガはマジで何も教えてくれないので減衰させる何かがあるかも)固定ダメージを与え続けるASになっています。
これならば何も攻撃せず画面端にずっといることも可能ですし、二機ですので調整も簡単。
確信を携えいざ!
あれ?マジで余裕?
ハイドラくん!?
ハイドラくん!!!!!
ハイドラく~~~ん!!!!!!
マジで一発クリアできました。当然と言ったら当然かもしれませんね。
特に危なげはありませんでした。ウィオラのASを発動させたらちょいと位置を操作しながら眺めるだけ。
これでタプファーが戦闘中に喋ってくれたら完璧だったのに。
というわけで40-6ハード終わりです。
お次は38-6 開幕ネロとタイラント系列の雑魚敵が飛んでくる40-6とあまり変わらないステージ。勿論躓くことなく……
タプファーが喋ってくれないのでスイカ博士に変えています。
危なげなくクリア。余裕ですね。
お次は「耐える」系の難所だった39-3
巨大ボスと復活雑魚の波に何分間か耐えればいいわけです。これまでとは毛色が違いますね。
しかし耐えるというのはハイドラたちにとっては造作もないこと。
見つからずにぼーっとしてるだけ
勿論余裕のクリア。この時点でもう確信に近い感覚を掴んでいました。たぶんハイドラ編成は天下無敵、ウィオラが居れば画面端で余裕のクリアじゃいと。
この時までは……
次は38-6です。
同じ巨大ボスと大量の復活する雑魚とかが現れます。今度は倒さないといけませんが……まぁ勝てるっしょ!
……大量の敵と復活雑魚のせいで体力が多くて時間が掛かりすぎる!!
しかもその後、何故かスクショを止る暇もなく撃沈。ここで驚愕の事実が発覚します。
それは「ハイドラのステルスは3分20秒を超えると機能しなくなる」というもの。
意味が分かりません。この時間を超えた瞬間勝手にステルスが溶けぼこぼこにされてしまいました。呆気に取られていたためスクショも不可です。
恐らくバグですが、こういう事態を想定してあえて残しているのかもしれません。
しかし困りました。ウィオラのスリップダメージではどう考えても3分20秒以上掛かってしまう。少し近づいて火力を出そうにもハイドラのお粗末地中海装備では全く貢献できず。
……このままではハイドラ無双の夢が潰えてしまう。
問題が大きすぎました。
経過時間バグ問題。これからは3分20秒以内にどんなステージもクリアしないといけないということ。
そしてこの時間の壁を越えるためにはパイロット部分だけでほとんどの火力を出さなくてはいけないこと。場所移動が不可なため他の代表的なAS火力である光子や醤油が使えないこと。
さらに言えば今回の38-6の大型ボスは体力も多く、一度強力なASを打った程度ではそれがクリアできるとは思いません。
考えに考え抜いて出した編成は……
そんなにそのボスが強いならボスに戦ってもらおうじゃない編成!!
マキャベリのAS「ツインズ」(目標を複製するAS 大型のボスにも有効)
をシンシアのAS「スキルコピー」でコピーさせ「無限覚醒」連打するというのがコンセプト
ちなみにシンシアのパーツはこちら。狂化コートとミックがあればAS連打の速さが変わるので入れましょう。他は固定砲台以外適当です。
ちなみにシンシアで強力なASをコピーしまくるのはかなり早めに思いつきました。シャープシュートなんかも試してみましたが、今回は雑魚敵が多すぎるためNG。
範囲火力のASも今回の敵に関してはしょっぱすぎたため駄目でした。いろいろ試してここに至ります。
さて、いざ突入。
マキャベリをシンシアがコピーして大型ボスのコピーを作り……
怪獣大戦争を起こさせます。流石は超体力と超火力のボスコピー!雑魚を一瞬で一掃してシンシアの次のASがたまる直前ぐらいまで戦い続けてくれます。
微力ながらハイドラも参戦
そして……
勝ちました!
ハイドラ編成は無敵だということがまた証明されてしまいました。
しかし今回、最後の画像を見れば分かる通り時間問題を突破できていませんでした。
ですがツインズの「敵の位置からコピーを出現させる」という特性によりハイドラたちにほぼヘイトは向かず突破することが可能に。奇跡の噛みあい。
ここまでくればハイドラ編成の実用性は証明されたようなものです。
そのまま実装当時にも騒がれていた「37-6」の検証にも行きましょう。
「37-6」は一面が雑魚敵、二面がネロ+タイラント系列雑魚のステージとなっています。字面だけ見れば他のステージの方が簡単そうですね。
ここまでクリアできてしまえばその実力は本物。初心者指揮官たちも少しは希望を持てることとなるでしょう。
そう思い、意気揚々と挑んでみた結果……
挑戦1~10回目付近。雑魚戦から始まるのでツインズボスコピーが使えず火力にならないので断念。ウィオラを試すも、雑魚の面で時間が掛かりすぎ「3分20秒の壁」を突破できず撤退。
他の火力ASをシンシア連打で試す期間に
現在のHPの40パーセントを削るベルガお姉ちゃんのAS「冥界への呼び声」を連打し大量の雑魚敵を一気に削り、残りをハイドラで落とす作戦に。
しかし味方の体力も20パーセント削るのとベルガとシンシアが「支援」タイプの副官を乗せられないため事故避けに毎秒回復のメンテナンスコアを積むことに。
固定砲台がつかなくなった結果、移動を御しきれくなり、尚且つHPが落ちていたベルガが速攻で落とされるパターンが多く断念。
背後からも敵が出てくる関係上、振り返り距離を取る挙動をベルガハイドラにされるとほぼ積み。
雑魚ステージだけで時間を使いすぎたのでボス戦は無理だと感じ、ここで編成変更
大量にターゲットを取れる火力AS「連鎖EMP」を持つテレサとシンシアのコンビ。
麻痺という付加効果が事故を防げますし、何より背後を向いてASを打っても謎跳弾で画面内の雑魚敵にかなり当たってくれました。
一分後半代でなんなく雑魚ステージを突破。次に進みます。
ボス戦突入。
しかしここで問題発生。これまで雑魚敵にはパイロットがいなかったため問題なかったのですが、ここではスロカイinネロの状態。
シンシアが50パーセントでスロカイをコピーするというランダム要素が絡むことに。しかもこのネロにはリジェネがあり、更に一定のタイミングでステルス化でも反撃行動のようなものを打ち、徐々に前へ進んでくることが判明。そのまま二人の間に割り込まれ定位置がぐちゃぐちゃになり、ステルスが溶け死亡。そもそもEMPの火力が広範囲である代わりにそこそこしかないということが判明したので編成をチェンジ。
乱闘でも活躍のアンドレアとシンシアタッグ。
アンドレアの「機械霊の軍勢」を連打して大量の「火炎」ダメージによるごり押しを狙います。
雑魚戦は余裕の突破、ボスへ。
しかしここでもネロの反撃により徐々に近づいてくる問題が発生し、位置取りが難しいことに。
さらにASガチャに成功したとしても機械霊の軍勢がネロへ定期的に張られるシールド、スロカイのスキルである「機械神の加護」で大体防がれてしまい、泣きながらアンドレアを解雇。
ボス火力が足りないと感じ、操作に神経質になることを前提に原点へ。
突っ込んでくる問題+ASガチャ問題
更にネロには謎のリジェネがついていて、一度ミスして攻撃を食らうとスロカイの全面吸収により頑張ったダメージをほぼ全快。泣きながらヘルガお姉ちゃんに再度の解雇を通達。
ダメ元でもう一回マキャベリ。駄目でした。
雑魚コピーしても何の火力にもならず初戦を抜けるだけに時間を使いすぎ!
ここで気づきました。もしかしてハイドラ編成で一番突破困難なのはこの「37-6」なのでは?と
10回目の挑戦を終え、先ほど使っていた編成を何度もぐるぐるする状態。まず雑魚敵の突破が難しく、さらにはネロの突っ込んでくる反撃行動で「固定砲台」があると修正が難しいという事実。事故を恐れ支援副官に「ケリー」を入れたいというジレンマ。
悩みに悩んだ結果、迷走しこんな編成も
ネロが近づいてくるなら吹っ飛ばして近づけないようにしよう編成。
いわゆる地雷パというやつで、二機についた紅蓮リベンジャーとシェリーのAS「ビックサプライズ」という高火力巨大爆弾の連発、「工兵」スキルによりさらに地雷を増量。それを「スパイダーマイン」で動かします。雑魚掃討のスピードとネロの反撃行動を封じ、さらに地雷はバリア無関係。固定砲台がないため操作に集中しなくてはなりませんが、クリアできないよりマシ。
実際に動かしてみると
なんだこれ!楽しい!意外に地雷の火力高い!
実際、雑魚ステージの突破スピードはかなり高かったです。
そしてボスステージ
ここでまた問題発生。
ネロが近づかないのは良いが、画面端に構えていると地雷の移動スピードがゆっくり過ぎるため全然当たってくれないということ。
よく考えれば気づくはずですが……もう疲れていたのでしょう。ゆっくり移動しながら近場で地雷を撒こうとしますが固定砲台がないため操作難度が跳ね上がっているため失敗。この時点では一番上手く行った編成でした。
11回目~30付近(よく覚えていない)
まずはボスでの時間を残すため雑魚戦をスピーディに突破できる編成を模索中。
火力が足らず。四機なら行けたか?
雑魚掃討スピードは高かったがボス戦でのバリアタイミングを計るのが難しく断念。
お次はセリーンのAS「アシッドロケット」連打編成。
注目は「敵全員」を目標にするアシッドロケットだということ。属性がアシッドであることも高評価で、実際一面は過去編成をぶっちぎってナンバーワンのスピードに。
この時点で半壊。45秒ほどで突破。
そして何より気持ちいい
しかしやはりどれだけ時間があってもネロバリアは破れず。次はスピードとネロバリアを無視できる編成を模索。
範囲内の敵に火炎ダメージを与えるという夏美のAS「クロスファイア」連打編成。
ちなみに範囲は分からない。使った感じ画面内のターゲットならどこでも当たりそう。
ネロも追い詰めるが単体対象ASのため雑魚戦の時間が長くタイムオーバー。
バリア無視+巻き込み火力AS「バキューム」を持つヴァネッサ編成。
単純に単体相手では火力が足らず撃沈。
スクショを取り忘れた編成も何度か試した後気づきます。
ネロの反撃行動を何とかクリアしないとどうしようもない。
距離を詰められ事故を頻発させるあの行動がかなり痛かったのです。
どうしても操作の抜けでハイドラのステルスがほんの一瞬途切れてタゲを取られてこちらを向かれるとそのまま進んでくるため何らかの方法で接近前に「別方向」を意図的に何度も向かせる方法を確立しなければ突破はまず不可能……
そして試行錯誤した結果出した答えが
「攻撃機搭載装置」
これはASを使うたびドローンを発射するコアパーツで、単純にシンシアの火力を増させることもできます。ドローンはウァサゴに乗ってるようなやつです。
しかし採用の本命理由はそこではなく、このドローンが背面や側面から攻撃するということにあります。
試すで「ドローンを受けた棒立ちの機体がそちらの方に体を向ける」という光景を見たことはないでしょうか?
これによりネロを何度も正面以外へ向かせることに成功。
期待の新人ルルのAS(このパイロットの燃焼は何故か他の燃焼よりもレベルが上?という噂話を思い出したため)
で追い詰め、残り時間わずかなところで倒しますが……そこでさらに絶望。このネロ、第二形態がありました。あまりのショックにスクショを取り忘れてしまうほどの絶望。
第二形態は恐らくロージェノムなどの耐久値が低くなるほどリジェネの量が増すタイプで、そもそもコピーAS連打のラグで一気に攻められないためすぐに回復されてしまいます。
リジェネの速度の関係上ルルをドイルに変えたものの、やはりその問題で詰まる。そこでもうハイドラ二機編成だと断念してしまいました。
しかし、ここまで来たからにはやはり諦めたくない……考えに考えに、さらに考え抜いた結果
ついに三機目投入の禁じ手に!!!!
作戦は「シンシアが開幕に永続スリップダメージのウィオラASをコピー」その後「防御無視単体ASのドイルコピーで詰める」
というものです。スリップダメージでリジェネ分を帳消しにしようとしたわけです。
三機でも操作が難しいためある程度確実に生存してくれるSpilornisにウィオラを乗せ、シンシアがコピーするまで残しそのまま爆散してもらおうという話ですね。
ASコピー後ウィオラ爆散。しかしコピーしたスリップダメージは永遠に場へ残ります。
ボス戦その1。
一度敵がいなくなっても関係ないのがウィオラASの強み。一度突破できているのに加えその上乗せがあるため高速で突破。
あっという間に第二形態!!時間はまだまだあります!!
これは……いけるか……?
3分20秒の壁ギリギリで突破!!
無事ハイドラ編成(?)でハードの難所をすべてクリア!!!
これで無事ハイドラが初心者のための機体だと証明されました!!
ちなみにパーツ構成はこんな感じ。完全無課金機体&ほぼ掘れるパーツです。アルオとかカミカクシは安定性をあげているだけなのでスルーでも無問題。
紅蓮リベンジャー、狂化コートとペック以外は揃えられると思いますが、そもそもリベンジャーはウィオラの最後っ屁だけのものなので使用しなくとも問題なしです。
ペットのペックはドイルASを底上げするためです。ないと火力が足りないかもですが、そもそもこれハイドラ二機以外にも普通に手持ち入れていいんで大丈夫だと思うんですよね……今回は趣旨がハイドラだけで!ということだっただけで……。最終的に二機残っていれば全く問題ありません。ウィオラに迷彩装甲持たせてさらに生存性を上げ、残り一機で雑魚討伐スピードを上げましょう。何度かやれば必ずクリアできるはずです。
と、長くなってしまいましたがこれにて企画終了となります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。お疲れ様です。
ということで初心者指揮官の皆様、救済機体ハイドラを「10-6」で掘ろう!
そして大量の赤パーツと必須パイロットを酒場でゲットしよう!狂化コートはアリーナの月バッジでとれば実質無課金で手に入るぞ!凄い時間はかかるけど!
できれば今後もずっと使えるペットだからと言い聞かせてきら星でペックを取ろう!綺羅星は天頂でとれるよ!アリーナでも取れるよ!凄い時間はかかるけど!
「初心者指揮官」の皆さん!アイサガのストーリーを諦めないでください!
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(ここまで揃えられるほど成長していたらもう正面から攻略できるほどの手持ちがあるのでは?)